「腰水管理のコツ|水を溜めすぎないために!私が守る3つのルール

アイキャッチ HowTo・育て方

こんにちは!すてこけです。

観葉植物を育てていると、一度は耳にする『腰水管理』。けれど、実際にやってみると“どのくらい水を入れればいいの?”と悩むこともありますよね。」

私が水量を調整する際のポイントは3つです。

  • 植物
  • 置き場
  • 季節

今回は、私が実際にしている腰水管理の水量の調整方法についてご紹介します。

「腰水管理」ってなに?

まず、「腰水管理」って何?どういう管理方法なの?からお答えしていきます。

「腰水」とは受け皿やトレー、鉢カバーに水を溜めて、そこに鉢をドボン。
鉢底から水をジワジワと吸わせる水やりの方法です。

腰水管理に必要なもの

  • プラスチック製の鉢:軽くて水を吸い上げやすい鉢が◎(プレステラやスリット鉢がお勧め)
  • 受け皿やトレー、鉢カバーなど深さがある程度あり水を溜めることが出来る容器。
    ある程度の深さがあり、水がしっかり溜められるものを選びましょう。
  • 用土は有機質系、無機質系どちらでもかまいませんが、水はけが良く、根腐れしにくい無機質系が個人的にはベスト。

水量を調整する3つのポイント

どれだけ水を溜めたらいいんでしょうか?
うちでは3~4日位でなくなる位の水量になるように、以下の3つのポイントを意識して調整しています。

その1:「植物ごとの“飲みっぷり”を観察しよう

植物の性質や大きさ、根の量によって水を飲む量(速さ)が違います。水をたくさん飲む子、水は好きだけど、そこまでたくさん飲まない子など様々です。
その植物にあった水分量を把握しましょう。

植物にあった水量の把握方法

  1. 把握するには、まずは適当に水を溜めて1週間観察してみて下さい。(だいたいで良いのでどれくらい溜めたが覚えておきます)
    腰水の水量
  2. どれくらいで水がなくなったか観察します。3日で水がなくなった。1週間たっても水がなくならない。など
    水がなくなった
  3. 1と2を繰り返して、その植物にあった水量を探します。

根っこの量が少ない場合は、通常の水やりを行って、受け皿に溜まった水を捨てないところから始めると、根腐れする可能性がグンと減りますよ。

これも覚えておくよいいよ:土が乾くまでの時間

②の後どれくらいで土が乾いたかを覚えておくと、乾湿のメリハリをつける際の目安になります。
また、根腐れになった時も、どれくらいで土が乾くか分かっているので管理がしやすくなりますよ。

その2:風通しや日当たりでも、水の減りは変わる

日がよく当たる場所、暗い場所。風が良く通る場所、風通りが悪い場所など、置き場所によっても、水の量を調整します。

日が当たる場所や、風の良く通る場所だと、植物の活動が活発なので、水が早く減ります。逆に暗い場所や風があまり通らない場所だと、植物の活動も緩慢なので水の減りは遅くなります。

その3:冬は少なめ?夏はたっぷり?季節にあわせて調整

春~秋は、観葉植物の成長きなので、良く水を飲みます。冬は逆に休眠に入る植物もいるので、あまり水を飲まなくなります(まったく飲まなくなるわけではありません)。

うちでは、冬は暖房を入れて20℃前後をキープしているのでそれほど気にしてはいませんが、夏と比べるとやはり水量は少なめにするようにしています。

良く「冬は水を控えめに」と耳にしますが、水をあげている方がみずみずしく元気に育つような気がします。

まとめ

植物の性質、置き場所、季節によって水分量を調整していますが、一番のポイントは3~4日くらいで水がなくなる量にすることです。これくらいが、根腐れを起こしにくく管理しやすいです。

もちろん水がなくなるまでの期間を1週間以上に設定しても良いと思います。
その環境に植物があっていればどんどん成長してくれますし、合わなければ葉を黄色くしたり何かしらのサインを出してくれます。

そうやって自分のやりやすい方法(期間)を見つけるていくのも、植物を育てるうえでの楽しみの一つですね。

さいごに

覚えるとお世話がグッと楽になる“腰水管理”。最初は観察が大変かもですが、長く植物と時間を過ごすうちに自然とわかってくるようにりますよ。

なんだかんだと説明してきましたが、私は、ほとんど感覚(だいたいの感じ)で水量を決めているのが実際のところだったりします。植物の方が、ズボラな私に合わせてくれているのかもしれませんね(笑)。

ほなまた!

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