【観葉植物Q&A】💧腰水って何?どんな植物に合うの?すてこけ流“腰水管理”のススメ

HowTo・育て方

こんにちは!すてこけです。
「腰水ってなんか良くないって聞くけど……」

植物を育てていると、よく耳にする「腰水管理」。
初めて聞く方は、「なにそれ根腐れしやんの?」、「どんな植物にあうの?」、「どうやってするの?」と不安になるかもしれません。

そんなあなたに分かりやすく、実体験を交えて解説します。

「腰水管理」って?

腰水管理とは

腰水=鉢を水に浸ける方法です。
上からジャーって水を上げるのではなく、水を張った受け皿やバケツなどに鉢をつけて底面からジワジワ水を吸わせるタイプの水やりです。

腰水のメリット

✅ 水やりの頻度が減る

一度腰水にしておくと、数日〜1週間ほど放置できることも。忙しい人にうってつけ!

✅ 水がしっかり行き渡る

鉢の中までじわっと水がまわるので、上からの水やりよりも効率的に根まで届きます。
葉っぱにハリが出て元気になります!

✅ 留守中の水切れリスクを減らせる

旅行や出張で家を空けるとき、腰水トレイを設置しておけば数日間は安心。
特に夏場は強い味方です。

すてこけ流のやり方

  • 鉢の上から水やりをする
  • 受け皿に溜まった水は捨てない。そのままにする
  • 受け皿の水がなくなって、土が乾いたら鉢の上から水やりをする

やっていることと言えばこの3ステップだけ、メッチャ簡単でしょ?
なんだったら、土が乾く前に水を足したりするときもあります。

肥料はどうしているかというと、液肥を水やりの代わりに上からあげて、受け皿の水はそのままにするスタイルです。

腰水管理の始める方へのアドバイス

最初は少なめの水から始めよう

まだ根っこが腰水になれていないので、3,4日で乾く位の水の量から始めましょう。
季節や環境によって水の量は変わるので、実際にやって覚えるしかない部分です。
1週間以上、土が乾かない量だと多すぎです。

鉢底から根っこが出てからが本番!

根っこが少なく水を吸う量が少ないときは、しっかり乾燥させて乾湿のメリハリをつけて根腐れを防ぎましょう。
根っこが鉢底から出てきたらこっちのものです。その根っこは腰水管理に対応した根っことなっているので、根腐れのリスクはかなり少なくなります。もう、少しくらい水の量が多くても大丈夫!

小さめの鉢を使う

小さめの鉢を使うと必然的に土が少なくなり、乾くまでの時間が短くなります。
そうすると、乾湿のメリハリがつけやすく根腐れがしにくくなります。

うちで腰水管理している植物たち

  • ウンベラータ
  • パキラ
  • モンステラ
  • オーガスタ
  • ポトス
  • ドラセナレインボー

お水が大好きな子達で、どの子も腰水との相性がよく、元気な葉っぱを維持しながら育ってくれています。

腰水しない派の植物たち

  • サンセベリア(虎の尾、ミカド)
  • アガベ(オテロイ)
  • アデニウム(アラビカム、オベスム)
  • パキポディウム(グラキリス・恵比寿笑い)
  • ハオルチア(紫オブツーサ、青雲の舞)

葉や幹に水分を蓄える系の乾燥に強い子たちは、鉢の中を乾かすことが大事なので、腰水は控えています。

まとめ:植物の性格に合わせて使い分け

慣れると腰水は楽な管理方法ですが、どんな植物にも合うわけではありません。
すてこけ流では、

  • 水が好きな植物、乾燥に弱い植物 → 腰水OK
  • 乾燥が好きな植物、塊根、多肉系 → 腰水NG

という風に分けて育ててます

さいごに

「腰水=根腐れ」ではありません。
むしろ植物と暮らす時間を長く楽しむための、強い味方です。
腰水管理で3年以上育てていますが、元気に育ってくれてますよ!

ちょっとしたコツと観察力があれば、
葉っぱは元気に、あなたの手間はラクに!

水やりに疲れたら、一度“腰水生活”を検討してみてくださいね🌿

ほなまた!

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