ウサギゴケを救え!

育成レポート

こんにちは、すてこけです。
うちのウサギゴケが全然増えず花も咲かなくなってしまいました。当初は元気に花を咲かせていたのに、購入から2年ほど経った今では数も少なくなってしまいました。
ウサギゴケの救出作成を決行します!
初めての試みなので失敗するかもですが、挑戦してみます。

ウサギゴケについてもう一度勉強します

ウサギゴケの自生地

南アフリカのクワズール・ナタールからトランスカイ地方の200~1000m付近の湿地帯。
特に高山地帯の湿地の岩壁に根を張り付かせて生育することが多い。

ウサギゴケの特徴

・名前に「コケ」とついているが、食虫植物でミジンコなどの微生物を捕食します
・花姿がウサギに似ていることから、ウサギゴケと呼ばれます
・レースのカーテン越しなどの明るい風通しのよい場所で育てる
・多湿を好むが高温だと蒸れてしまう
・腰水管理で育てる(1週間に1回水を交換する)
・寒さには弱い(5℃くらい必要)
・肥料は不要
・四季咲き(年間を通して随時。春に最もよく咲き、夏は休眠し、秋からまた咲き始める)

原因を考える

ウサギゴケについて勉強をしたら、なんで調子が悪いのかを考察してみます。

現在の環境

・レース越しの光が当たる場所に置いている
・用土は水苔100%で腰水管理(水はウサギゴケが浸る位まで入れている)
 水が減ったら継ぎ足し。気が向いたときに水を交換(ほぼ換えない)。

原因の考察

置き場所
レース越しの光が当たる出窓に置いているので問題なさそう。
ただサーキュレータの風の当たらない場所に置いている(原因①)

用土
多湿環境を好むため、用土に水苔を使用している。こちらも問題なさそうに思えるが、1点水苔が黒茶色になりヌメリがある。これは、加湿のし過ぎ(うちでは水をひたひたにしている(原因②))、風通しが悪い、肥料のあげすぎ(他の植物にあげた肥料が残ったら与えていた)が原因とのことで、ウサギゴケにとっても悪いことが分かる(原因③)。

寒さ
冬はだいたい20度前後あるので問題なし。

考察した結果
以下の3点が原因と思われる。
 ①風通しが悪い場所に置いている
 ②腰水の水の量が多すぎる
 ③腰水の水の量が多いことで、
  水苔が傷み用土環境が悪くなっている

考察した結果をもとに具体的な対策を考える

①風通しを良くする
サーキュレータの風が当たる場所に移動させる

②腰水の量を減らす
根っこが生えているので、そこに水分が供給されていれば良いので、水苔が乾燥しない程度の水量にする

③水苔が痛んでいるので植え替える
今回、「A.鉢の半分に軽石をいれその上に水苔を置く」、「B.水苔100%」の2パターンで植え替えようと思います。

④育て方
用土A:軽石がつかる量の水を入れ、その上に水苔を敷く。今回のように水苔が黒茶色くならないじゃないかと予想。

用土B:腰水管理をせず、水苔が乾燥しない程度に水やりを行う。湿度を好むジュエルオーキッドがこの育て方で調子が良いので、上手くいくんじゃないかと予想。

さいごに

初めてのウサギゴケ救出作成。
どうなるでしょうか?追って結果を報告します。

ほなまた。

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