こんにちは、すてこけです。
ウンベラータは成長が早く、気が付いたら天井に届いていたなんてことも。伸びすぎたウンベラータは剪定して整えましょう。
剪定に必要な道具
・剪定ハサミ
・手袋
・新聞紙
・癒合剤(なくても大丈夫)
切り口から白い樹液が出ます。人によってはかぶれるので手袋をしましょう。また、樹液はベトベトしていてカーペットにつくとなかなかとれないので、新聞紙を敷いてから作業しましょう。
剪定する時期
ウンベラータの成長時期である春〜夏(4〜9月)の間に行うと失敗が少ないです。
剪定のやり方(ポイント)
切り戻し剪定
ウンベラータを小さくしたい場合は、枝や主幹を大きく切り落とす切り戻し剪定をします。
①理想のサイズをイメージします。
②イメージに会うように伸び過ぎている枝、主幹をカットします。
探し剪定
ウンベラータを大きくしたい場合は、伸び過ぎてバランスの悪い枝や葉っぱが混み合っている部分の枝を切り落として、日当たりや風通しをよくする透かし剪定を行いましょう。
①長すぎる枝、混み合っている枝をカットします。
②全体を確認して、バランスの悪い枝をカットして樹形を整える。
丸坊主
徒長してヒョロヒョロになったり、樹形が乱れている時、ハダニが大量に発生してしまった時は、全ての枝葉を切り落として幹だけにする丸坊主剪定をしてみましょう。樹形を変えたくない場合は、枝は 無理に切らずに、葉っぱだけ全カットでも良いですよ。
ウンベラータは強いので枝葉をぜんぶ切っても大丈夫ですが、心配な人は成長点(新芽)だけ残すようにしてみてください。
剪定のコツ
ウンベラータ全体を確認し、どの枝を切って、どの枝を残すか剪定後の樹形をイメージしてから剪定しましょう。何も考えずに切ってしまうと思っていた樹形にならないことが多いです。
枝が出る場所を把握しましょう。
ウンベラータの枝を確認してみて下さい。もともと葉っぱが付いていた場所は、白っぽくなっていると思います。新芽はこの部分の少し上から出てきます。この性質を利用すると枝を伸ばしたい方向をある程度コントロール出来ます。


剪定した切り口の処理
剪定したら、切り口に癒合剤を塗って保護しましょう。細菌や虫の侵入を防ぐ効果があります。なくても大丈夫です。私は塗ったことがないですが、元気に育ってます。
剪定後の管理
日当たりが良く風通しのある場所に置きましょう。
葉っぱの数が減ると蒸散の量が減るので、土が乾くまでの時間が長くなるります。十分に土が乾いてからあげるようにしましょう。丸坊主にした場合は、1回にあげる水の量を少なくして、芽が出て来たら様子を見ながら、量を増やしていくのが根腐れさせないコツです。
剪定したら増やしてみよう
切り落とした枝を使ってウンベラータを増やしてみましょう。
コップ、花瓶などに水を入れ枝を挿しておくと簡単に根っこが出てきますよ。
さいごに
初めて剪定する時に一番大切なことは「勇気」です。躊躇せずに切りましょう。失敗してもすぐに成長してくれます。またやり直せばいいんです。
ほなまた。
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