コラム:「もう置く場所がない!」観葉植物と暮らして気づいた、インテリアのはずが趣味になった日

コラム/体験談

こんにちは!すてこけです。
家を建てたとき、せっかくならインテリアにもこだわりたいと購入したのがウンベラータでした。
30cmほどの小さな小苗。この子を大きくしてシンボルツリーにしようと思っていました。

でも──。
あれから十数年、今のリビングはというと、床にも棚にも出窓にも、鉢、鉢、鉢…。
最初は“飾る”つもりやった植物たちが、いつの間にか“育てる楽しみ”に変わり、気づけば置き場所に悩まされる日々。

これは、そんな私の「観葉植物の置き場所がなくなっていった記録」です。
あの日ウンベラータを買ったとき、こんな未来になるとは思いもしませんでした。

🌱育てる楽しさに目覚めて

最初は玄関にこの植物を飾ろう、階段には、リビングには・・・と考えて買っとったんやけど……
新芽を展開し、日々大きくなっていく姿を見ているのが楽しく、そのうちにもっと大きくしたい、花が咲くんなら見てみたいと思い始めるように。気が付いたらネットで育て方を調べて実践。日々の変化に一喜一憂していました。

もうそうなったら、インテリアって言うか家族。置きたいと思っていた場所でなく、その子が気持ちよく育つ場所に置くようになっていました。

剪定した枝もかわいそうで捨てれやんくて、とりあえず水差しに。
枯れてしまう方のが少なく発根した子は鉢上げ。もう増える要素しかないやん…

👉次のステージ:塊根&多肉の沼へ

観葉植物のある暮らしに慣れてきたころ、不意に出会ってしまったのが「塊根植物」というジャンルでした。パキポディウム、アデニウム、そしてパキプス。ずんぐりした幹にちょこんと乗った葉、まるで生きているオブジェのようなフォルムに一目で心をつかまれました。

それからはもう、沼まっしぐら。調べれば調べるほど奥が深く、育ててみたい思いがむくむくとわいてきます。

同時期に出会ったのが、ハオルチアやアガベなどの多肉植物。ハオルチアの透明感、アガベの鋭さ。ひと鉢ひと鉢が個性を放っていて、眺めるだけでも楽しい。気づけばリビングに小さな鉢が増えていました。「これはもうコレクションじゃない?」と思うほどになっていました。

これまで育ててきた観葉植物とはまた違う魅力があり、「飾る」より「育てる」ことそのものがどんどん面白くなっていったのです。

🪴種まきで増える増える問題

いくら育ててみたいと思っても、大きなグラキリス、パキプス、アデニウムは価格が高く、なかなか手が出せずにいました。そこで考えたのが「種から育てる」です。種は比較的安価なんで、お小遣いで買うことが出来ます。もうこれは買うしかないやん!気づいたらグラキリス、アデニウム、アガベの種を購入し播種していました。

発芽した時は、えぇ歳したおっさんが思わず声を出して喜んでしまいました。種まきの楽しみを知った瞬間です。成長が遅い観葉植物も小さいときは変化が早いんで、毎日見るのが楽しかったのを覚えています。

この時からスペース問題が気になり始めていたので、1鉢に10粒ずつ播種して、その鉢にぎゅうぎゅうになるまで育てていたんです。さすがにぎゅうぎゅうになったら個別の鉢に鉢上げ……じわじわ鉢の数が増えていくんです。

🧩スペース、消滅。床も出窓もいっぱい

出窓は日当たりの一等地

お日様大好きなうちの子達。少しでも環境がいい場所にと出窓に置いています。で、気が付いたときには置く場所がないほどに増えていました。

置ききれない子は

出窓に置ききれない大きなウンベラータ、モンステラ、オーガスタはリビングの床にドン。
生活スペースにまで溢れてきました。奥様の小言が……アーアー聞こえません。

外に出した観葉植物を室内に取り入れたときの不思議

春~秋は外に出して育てる子がいるんやけど、冬前に室内に取り込んだらなぜか置き場所がないという謎現象。なんでなん?外に出す前は全部置けてたやんか??

👋売っても売っても、増える

人にあげたり、メルカリに出品してるのに

剪定した枝で増えた鉢や種まきで増えた鉢を人にあげたり、メルカリに出品しているのに増えるスピードの方が勝っているのか。一向に減る気配がない。

売るときの写真撮影や梱包より、種をまく方が楽しい

メルカリに出品するための作業(写真を撮る、説明文書をかく、梱包)より、種をまく方が楽しいんやもん。メルカリで植物見てるとついポチってしまうんやもん。

つまり

増える一方。

さいごに:もうおしゃれじゃない。でも幸せ

インテリアとして買ったはずやのに、今では育成がメインとなってしまっている。
映える部屋からは遠のいたけど、毎日出窓にならんだ観葉植物を見てニヤニヤ。
置き場所がないと言いつつ、種をまいている私。

結論:増えてもいいや。置き場所問題?そん時考えるわ!

ほなまた。

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