こんにちは、すてこけです。
「鉢から根っこが出てきたんやけど、どうしたらええの？」
植え替えは植物の成長や健康状態を維持するために大切な作業です。
初めて観葉植物を育てている方にとって、植え替えに不安を感じている方も少なくないかと思います。
そこで今回は観葉植物の植え替えの方法を紹介しますので、お役立てください。
植え替えを行う時期
植え替えは観葉植物の成長期である4月～7月位に行うのが良いとされています。
植え替えは観葉植物にとって手術を行うようなものです。真夏や真冬など環境が厳しい時期やと、植え替え後に回復できずに最悪枯れてしまう可能性があります。
植え替えるタイミング
以下が植え替えタイミングの目安となります。
・植え替えてから１～２年経った
・鉢底から根っこが出てきた
・水をあげてもすぐに鉢底から水が出てこやん
植え替えする準備
植え替えを行う1週間前から水やりは控えましょう。
植え替え時に土が湿っていると鉢から取り出し難かったり、根っこをほぐし難かったりして根を傷つけてしまう場合があります。
とは言え、観葉植物の元気がなくなるまで乾燥させないように気を付けてください。
植え替える
①鉢から観葉植物を抜く
抜けない場合は、鉢を外側からトントンと叩いて刺激を与えると抜きやすくなります。どうしても抜けない場合は無理に引き抜かず、鉢を壊して取り出すことを考えましょう。
②根っこを整理する
黒くなった根っこや、枯れてしまっている根っこを取り除きましょう。長すぎる根っこは切ってしまっても大丈夫です。
新しい用土に植える際に根っこが密集していると根っこの間に用土が入りにくいので整理します。
植物によっては根っこを触られるのを嫌う子もいるので、作業前にネット等でチェックしましょう
③一回り大きい鉢を用意し、鉢底石を敷く
鉢底の穴が大きい場合は鉢底ネットを使いましょう。鉢底石は鉢底が隠れる程度でOK。
鉢や使用する用土によっては鉢底石はなくても大丈夫です。
④用土を入れよう
鉢底石が隠れるくらい用土を鉢に入れ、害虫対策の為のオルトラン、元肥のマグァンプを適量入れます。
※用土に肥料が含まれている場合、マグァンプは不要です。
⑤観葉植物を鉢の中に入れて、正面を決めよう
枝や葉っぱの量のバランスをみて正面を決め、鉢の真ん中に配置します。
⑥用土を追加して植え付けよう
植物を抑えつつ用土を追加し植えつけます。このとき、割りばしなど細い棒で用土をつついて根っこの間まで用土が入るようにしましょう。この時根っこを傷めないように鉢の側面にそって棒でつつくようにするのがコツです。
用土は鉢のフチぎりぎりまで入れずに、1~2㎝くらい空けましょう。こうすることで水やりの際に土があふれるのを防ぐことが出来ます。
⑦たっぷりと水をあげよう
鉢底から水が出るまでたっぷりと水をあげ、粉塵・微塵を流しましょう。
⑧植え替え後の置き場所
植え替えた直後は弱っています。いきなり直射日光の当たる場所に置くのではではなく、レース越しに日光が当たるような場所か他の植物の陰になるような場所に1週間から2週間程度おいて養生してから、いつもの場所に戻しましょう。
さいごに
ついに「観葉植物と暮らそう」シリーズが完結となりました。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
ほなまた。
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