こんにちは、すてこけです。
「せっかくベランダに出したお気に入りの観葉植物が、風にあおられて倒れちゃった……」という経験、ありませんか?
背の高い鉢や、葉っぱがたくさんついている観葉植物は風を受けやすいため、特に倒れやすいです。
今回は、毎年春から秋にかけて屋外で観葉植物を育てている私が、実践している「今すぐできる」簡単な工夫をご紹介します。
なぜ鉢は倒れるの?風以外の要因

倒れる原因を考えてみましょう。もちろん原因は、「風」です。
では、それ以外の要因はなんでしょうか?
- 鉢の形状
鉢底が狭く高さのある鉢は、不安定になりがちのため、倒れやすい。 - 葉っぱの大きさや量
葉っぱが大きく茂っているほど、風の影響を受けやすいです。 - 土の量
土の量が少ないと鉢が軽くなります。軽い鉢に大きな観葉植物を植えていると、不安定になりがちです。これも風で倒れやすいです。
どうですか?心当たりありません??
原因は「風」ではありますが、他の要因でも倒れやすいさ/倒れにくさがあるんです。
私の工夫:鉢を「くっつけて」置くだけ!
誰にでもできる簡単な方法。
それは、「鉢と鉢をぴったりとくっつけて配置する」というシンプルな方法です。
鉢をぴったりくっつけて置くことで、鉢同士が支え合い、重心が安定します。
特に背が高い植物や不安定な鉢では、風で揺れても倒れにくくなる効果があります。

鉢を密集させる際のポイント
地面に直接置かない。地面は平らではなく、でこぼこしているので、コンクリートなど平らな場所に置くようにしましょう。なければ、ホームセンターでコンクリート板などを買ってきて、その上に置くのもありです。
デメリット:完璧ではない点も理解しておこう
特に、私が行っている大きい鉢で小さい鉢をサンドする配置の場合、もし外側にある大きい鉢が強風で倒れてしまうと、中の小さい鉢も巻き込まれて、連鎖的に倒れてしまうリスクがあります。
これは、この配置の最大のデメリットの一つと言えるでしょう。
その他のデメリット
- 強風時には限界がある
この対策をすれば100%倒れないということはありません。
一鉢だけポンと置くより倒れにくいというものであることをご理解くださいね。 - 風通しが悪くなる可能性
鉢をピッタリくっつけて置くので、風通しが悪くなりがちです。
風通しが悪くなると、病気や害虫のリスクが高くなることも。 - 水やり・管理がしにくい
配置によっては、他の葉っぱや枝が邪魔になることもあります。 - 景観の問題
見た目が少しごちゃついてしまう点もデメリットです。オシャレとは言い難いです。
さらに安心!プラスαの工夫
私は行っていませんが、他の方法もご紹介します。
合わせて行うことで、より倒れにくくなりますよ。
- 重い鉢を選ぶ
安定感のある素材(テラコッタ、陶器など)や、鉢自体が重いものを選ぶと、風がふいたときに耐えてくれます。 - 鉢底石をしっかり入れる
鉢の底を重くすることで重心が低くなり、倒れにくくなります。 - 鉢スタンドや転倒防止グッズを活用する
転倒対策グッズもたくさん売られているので、使ってみるのも一つの手です。 - ワイヤーや固定具で固定する
フェンスや門柱などに紐やワイヤーを使って固定します。特に大切な植物への対策。 - 風の強い日は室内に避難させる
最も確実な最終手段。台風の時は中に取り込みましょう。
さいごに
100%ではありませんが、「鉢を密集させる」ことは、手軽にすぐ行える鉢の転倒に対する工夫です。メリット・デメリットを理解して、環境に合わせて工夫して転倒を防ぎましょう。
みなさんがやっている鉢の転倒対策があれば、ぜひコメントから教えてください!
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