アデニウムの根腐れ対処方法

アデニウム根腐れ HowTo・育て方

「アデニウムを育てていたら、なんだか元気がない…もしかして、根腐れ?」

そう感じていませんか?

ぷっくりと膨らんだ幹が魅力的なアデニウムですが、実は水のやりすぎで根腐れを起こしやすい植物です。 何を隠そう、私も過去に一度に6本ものアデニウムを根腐れさせてしまいました。

しかし、その失敗を乗り越え、今では健康なアデニウムを元気に育てています。 この記事では、私自身の失敗談をもとに、根腐れのサインから、誰でもできる具体的な対処法まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。 この記事を読めば、あなたの根腐れに対する不安はきっと解消されるはずです。

根腐れに気づいたきっかけ

4月に入って暖かくなってきたのに全然新芽が出てこない…去年植え替えてからずいぶん経つのに根っこが動いていないみたいで触るとグラグラ。抜けそう――

思い切って1本抜いてみたところ、所々根っこが黒く腐っていました。
なんだか嫌な予感がして、すべてのアデニウムを抜き出して確認しました・・・嫌な予感は的中。全員根腐れしていました💧

対処方法

  • STEP1
    根腐れの部分を取り除く

    ライターであぶって消毒したハサミを使って、黒く腐った部分を切り落とします。

    腐った部分が残らないよう多めに切り落とすのがポイントです。
    残っているとそこから、また根腐れしてしまいます。

  • STEP2
    切り口を乾燥させる

    直射日光の当たらない風通しの良い場所に放置して、切り口を乾燥させます。

    根腐れアデニウム

    切り口から細菌やウィルスが入らないようにしっかりと乾燥させましょう。

  • STEP3
    タイトル新しい用土に植えつける

    鉢は同じものを使いましたが、新しい用土を使って植えました。その後、鉢底からきれいな水が出るまで水をかけ流して植えつけ完了。

    早く元気になるんだよ!

根腐れの原因

今回、根腐れさせてしまった原因を考えてみました。

考えられる要因

✓ 季節は「冬」。アデニウムが休眠期入っていた。
✓ 室内は、日光、風通しが屋外と比べて少ない環境。

去年の11月まで外管理して、取り入れた時には、ほとんど葉っぱがない状態。改めて考えるとアデニウム達は休眠期に入っていたんだと思います。

けれど、我が家の室温は一日を通して20℃をキープしているので、新芽を出してくれるだろうと考えていました。この考えが間違っていました。

屋外では直射日光が当たりよく風の通る場所に置いていましたが、それに比べて室内は光量も風通しも少なくなっています。
それなのに、屋外と同じように水をやっていたのです。それは根腐れするはずですね。

これからは、葉っぱがない場合は、水やりは少なめにして、新芽が出たら、様子見しつつ水やり頻度を増やすようにしよう。

さいごに

今回は私の不注意で根腐れをさせてしまいました。
室内はあったかいから大丈夫と油断していました。「日光」も「風」も足りていないのに…
ましてや休眠していたのに普通に水をあげるだなんて…

本当にアデニウム達には申し訳なかったと思いますが、とても勉強になりました。
来年の冬は今回の経験をもとに健康的に冬越しをさせたいと思います。

私のような失敗をしないように少しでもおかしいと思ったら早めに抜いて確認するようにしてくださいね。

ほなまた。

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