ウンベラータの下葉を出す5つの方法

HowTo・育て方

こんにちは。すてこけです。

上の方は葉っぱがいっぱいあるのに下の方に葉っぱがない。そんなウンベラータになっていませんか?
「なんだか、ウンベラータの下の方が寂しくなった」、「ウンベラータの下の方から葉っぱを出す方法ってないの?」と悩んでいる方も多いと思います。

先に答えを言っちゃうと、ウンベラータの下葉を増やしたいなら、まず試してほしいのは、「切り戻し剪定」です。

作業の試しやすさは
切り戻し剪定 > すべての葉っぱと成長点を切る > その他の方法
という順です。 

我が家の環境は南向きの窓辺。だいたい1日6時間くらいは光が当たる場所。
けど、ウンベラータは耐陰性もそれなりにあるので、直射日光じゃなくても大丈夫。

今回は、我が家のウンベラータが下の葉っぱがなくなったときに、私が実際に行った方法と、おすすめのシーンをご紹介。

すてこけが行っている方法
  1. 切り戻し剪定(または取り木)
  2. 曲げる
  3. すべての葉っぱと成長点を切る
  4. 幹を傷つける
  5. 同じ鉢に樹高の低いウンベラータを植える

下葉がなくなる理由

まずは、なぜ下葉がなくなるのかを考えてみましょう。

  • 観葉植物は基本的に上へ上へと成長する
  • 寿命により下の葉っぱから落ちていく
  • 水やりをさぼったり、寒かったり、日光が強すぎたり、環境が悪くて葉っぱを落とす。

こういった理由から、ある程度成長してくると上の葉ばかりになってしまうのです。

葉っぱを落とさない方法|環境を整えてあげる

寿命によって葉っぱが落ちるのは仕方ないとしても、環境を整えてあげることが大切です。

日当たり    ウンベラータは日光を好みますが、葉が薄く葉焼けを起こしやすい。
直射日光を避けレースのカーテン越しくらいの明るさの場所に置くか、戸外に出す場合は遮光すると良いでしょう。
私は春~秋は外に出してガンガンに直射日光を当ててますが…
水やり比較的乾燥に強いけど、葉っぱが大きくて枚数が多い子はよく水を飲むので、うちでは上から水をあげて受け皿にたまった水はそのままにしています。
受け皿の水がなくなり、表面が乾いてきたらまた水やりという風に育てています。
耐寒性耐寒性は強くありません。私の家では冬でも1日を通して室温が20度前後あるので何度までは大丈夫とは言えませんが妻の実家にあるウンベラータは冬にはほとんど葉っぱが落ちてしまいます。妻の実家は室内でも5度以下になることが度々ある厳しい環境です。

下の葉がなくなった時の対応方法

環境を整えても上の方だけ葉っぱがある状態になることは多々あります。
そこで私のやった対応方法は以下の通りです。

方法1:切り戻し剪定(または取り木)

成功率    : ★★★★★
お手軽度   : ★★★★★
向いている人 : 下葉がなくて見た目が寂しい人
向いていない人: 樹高をキープしたい人
作業タイミング: 暖かい時期(春〜夏)15℃以上。

切り戻し剪定を行って、カットした上の部分を水挿しして発根したら、土に植えます。こうすることで必然的に樹高が低くなるので、気にならなくなります。

また、カットした下の部分からも新芽が出てくるので、ウンベラータを増やしたい方に最適なやり方です。逆に樹高を低くしたくない方には向かないやり方でもあります。

水挿しは成功率が高く、水挿し→発根→土に植える流れなので、お試しレベルは低め。挑戦しやすい方法です。

唯一水挿しで失敗したのは、短くカットしすぎた(10cm以下)枝の1回だけです。
カットした下の部分は可能であれば屋外管理が理想。元気な新芽が展開してきますよ。

切り戻し剪定
伸びすぎた枝を途中で切り詰める剪定方法です。枝の途中にある芽(葉の付け根にある小さな膨らみ)の少し上で切ることで、そこから新しい枝が伸びてくるのを促します。

取り木
植物の人工的な繁殖方法の一つで、親株から切り離す前に、茎や枝の途中に意図的に根を生えさせ、その後切り離して新しい株として育てる方法です。

方法2:曲げる

成功率    : ☆☆☆☆☆(下葉が生えるわけではないので判定外)
お手軽度   : ★★★☆☆
向いている人 : 葉がない部分を「味」として楽しめる人
向いていない人: 下葉を確実に増やしたい人
作業タイミング: 1年中

下葉を出す方法ではありませんが、曲げて樹高を低くすることで、上の葉とのバランスをとる。枝を曲げてあえて葉っぱがない部分を楽しむ方法となります。

写真の枝が曲げてある部分を見てください。頂芽優勢の法則で、天芽以外の場所から芽を出してくれました!自分だけのユニークな樹形になればいいなぁ。これからの成長が楽しみだ!

5選の中で唯一、1年中作業が出来るのですが、ある程度太くなった幹や枝は曲げるのが難しいという弱点があります。

力加減を間違えると折ってしまうので、注意が必要です。
私は力を入れすぎて何度か折ってしまったことがあります。その時は、割りばしとテープでくっつけています。うまく行けば折れたところがくっつきますよ。

頂芽優勢の法則
観葉植物の頂芽(茎先端)が優先的に成長し、側芽の成長を抑える現象です。
曲げた際に天芽より枝が高くなった場合、頂芽優勢の法則が弱まり、天芽以外の側芽や休眠芽が活性化します。

方法3:すべての葉っぱと成長点を切る(丸坊主にする)

成功率    : ★☆☆☆☆
お手軽度   : ★★★☆☆
向いている人 : 乱れた樹形をリセットしたい人
向いていない人: 丸坊主にするのが不安(抵抗がある)な人
作業タイミング: 暖かい時期(春〜夏)15℃以上。

この方法は、確実に下の方から葉っぱが出るわけではなく、運の要素が強い方法になります。下から芽が出ないこともあります。(写真③とおまけを見てもらうとわかる通り、下から葉っぱが出る個体、出ない個体があります。)

今回の写真では、だいたい樹高の半分くらいで幹をカットしていますが、サイズを小さくしたくない場合は、枝を残して全部の成長点(天芽)をカットしてもいいですよ。

方法4:幹を傷つける

成功率    : ★★★☆☆
お手軽度   : ★☆☆☆☆
向いている人 : そのままの大きさで、下葉を出したい人
向いていない人: 気根が苦手な人
作業タイミング: 暖かい時期(春〜夏)15℃以上。

取り木の要領で幹の表皮をはいでそのまま放置すると芽が出てくることがあります。

私がやった表皮のはぎ方

  1. 幹の葉っぱを出したい位置にカッターナイフを使って縦に2cmくらい切り込みを数本いれる。
    ※縦の切り込みは平行になるように入れるのがポイントです。
  2. 縦の切り込みの上端どうしをつなぐように横に切り込みを入れる。
  3. 同様に縦の切り込みの下端をつなぐように横に切り込みを入れる。
  4. 切り込みをもとに皮をはぐ
    ※白い部分が出るくらいまで皮をはぐと成功率が高いので、思い切りが大事です!

記録を撮っていないのでどれくらいで生えてきたかは、あいまいなのですが、だいたい2週間くらいで変化が始まったと思います。

このやり方はある程度幹が太くないとできない方法ですが、そのままサイズのままで下葉を出させたい人におすすめの方法です。

表皮をはいだ部分から根っこ?気根?がたくさん出てきて少し気持ち悪かったです。
見た目が苦手な人には向かないかもしれません。 

方法5:同じ鉢に樹高の低いウンベラータを植える

寄せ植えウンベラータ

成功率    : ★★★★☆
お手軽度   : ★★☆☆☆
向いている人 : そのままの大きさで見た目の寂しさを解消したい人、植え替え時期の人
向いていない人: ウンベラータが1鉢しかない人
作業タイミング: 暖かい時期(春〜夏)15℃以上。

下葉を出させる方法ではありませんが、見た目の寂しさを解決する裏技としておすすめです。寄せ植えのように樹高の低いウンベラータを一緒に植えることで、バランスよく見えるようになります。 

この方法は、植え替えるタイミングじゃないとできないことと、もう1鉢ウンベラータが必要となりますが、下のスカスカ部分を葉のある株でカバーできるので、「剪定したくない」「樹高はそのままがいい」人に向いています

ウンベラータがなくても、同じような環境で育つ観葉植物だったら問題ないですよ(例:パキラ、ゴムの木など)

1鉢に植物が2つになるので、根がまわるのが早くなるし、水切れも早くなります。植え替え頻度があがると思っておくと安心です。水切れは、私が推している腰水管理をすれば対策バッチリです!

私のようにどれだけ根鉢がまわっても気が向かない限り、植え替えをしないと割り切れれば、植え替え頻度が上がるデメリットも薄くかも(笑)

さいごに

迷ったときの選び方
  • バランスを整えたい    → 切り戻し剪定
  • 樹高は変えたくない    → 幹を傷つける
  • 剪定が怖い・切りたくない → 寄せ植え
  • 樹形を変えたい      → 曲げる

今回ご紹介したのは、どれも私が実際に行ったことのある方法です。
下葉がなくて悩んでいるのであれば、やりやすい方法から試してみてください。

剪定や幹を傷つける作業は、できれば春〜夏(最低15℃以上)の暖かい時期に行うと、成功しやすいですよ。

ウンベラータの成長速度を知りたい方はこちら👇

ほなまた!

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