「ごめんね、うまく育てられなかった。」──私の植物失敗列伝とそこからの学び

コラム/体験談

こんにちは!すてこけです。

植物を育てていると誰もが通る”失敗の道”。
「枯らしちゃった。育てるセンスがないかも?」ってへこんでいる方もいるかもしれません。
でも、それは単純に失敗じゃなくって、次につながる「経験値」。

今回は私が上手く育てられなかった植物達の記録を感謝と後悔を込めて綴ります。

苔達の崩壊と後悔

何種類かの苔(タマゴケ、シノブゴケ、カサゴケなど)を育てました。最初は瑞々しく綺麗だった苔達。ある日見るとカビ、藻まみれになって黒ずんでいました。湿度が高過ぎるのかと、乾かし気味にしたら逆に乾燥させ過ぎ。ちょうどいい環境見つけることが出来ませんでした。

おそらく原因は、

  • 水のあげすぎ
  • 肥料のあげすぎ
  • 風通しの悪さ

など、複合的要因。

そこから学んだこと

湿度管理は「風通し」を含めての話。
密閉容器でテラリウム仕立ての場合は、風通しが悪く、乾燥しないので、必要な水分量が少ない。
次からは、「密閉せず蓋を開けておく!」、「密閉するなら、水は少なめに!」を試してみよう。

春に消えたブルゲリ

去年の春前に20粒ほど蒔いたブルゲリ。
季節が変わるたびに、一つまた一つと消えていった。夏、冬を乗り越えて残っていた最後の子が、この春溶けてなくなってしまいました。

原因は…

水のやり過ぎでもない。寒さでもない。原因が分からずモヤモヤ。

そこから学んだこと

もう一度勉強するべし!原因がわからないというのは、知識が足りないのかもしれません。
また、冬を越した安心感から観察の目が緩んだのかもしれません。季節の変わり目こそ、しっかり観察し、異変に早く気付けるように!

発芽しないパキプス

実生は難しいと言われる塊根植物の王様パキプスの実生チャレンジ。
根拠なく大丈夫だろうと蒔いたが、発芽ゼロ、カビ数個。

おそらく原因は、

  • 加湿し過ぎ
  • 播種時期が早過ぎて温度不足
  • 蓋開けの際に胚を傷つけた可能性

全部、自分の不注意でした…

そこから学んだこと

種まきは環境の安定が命。気温・湿度・触り方すべてが結果を左右する。
難しい種ほど、日々の観察が大事!いつかリベンジしてやるんだ!

さいごに:それでも私は育てる

失敗は悔しいけど、次に活かせることのできる貴重な経験をさせて貰ったと思っています。
あのとき枯れたブルゲリや苔達、発芽しなかったパキプスのおかげで、今元気な植物達がいるのかもしれません。

植物を育てて「成功」しかない人なんていない。失敗してもいい。その分経験を積んだんだから…
だからこれからも、私は新しい苗を迎え入れるし、種をまく。

同じような経験をした方、コメントで教えてください。

ほなまた!

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