こんにちは!すてこけです。
突然ですが、パキラ枯らしていませんか?
太い幹と手のひらのような葉っぱが特徴のパキラ。「丈夫で育てやすいので、初心者でも簡単に育てられる」と言われていますが、枯らしてしまう方が多いようです。
果たして本当に育てやすいのでしょうか?
👉 答えは「コツをつかめば簡単!」
この記事では、パキラが枯れてしまう原因とその対策、さらに10年以上育ててきた私・すてこけ流の育て方を紹介します。「ほんとに初心者向けなの?」と迷っている方、ぜひ参考にしてください!
実はパキラって育てるのが難しい?|枯らしてしまう原因と対応方法
水やりの「やりすぎ・やらなさすぎ」|根が少ないパキラの弱点
原因:パキラは根っこが思っているより少ないんです
パキラは乾燥に強い植物ではありますが、まったく水をあげなければ、当然枯れてしまいます。水が切れてくると、葉っぱが垂れてきます。観葉植物からのサインを見逃さないようにしましょう。
逆に、水やりが多過ぎても根腐れしてしまいます。
実生でない、パキラは思っている以上に根っこが少ないのです。水を吸い上げる力が少ないので、なかなか土が渇かなくって根を腐らせることが多いように思います。
この辺りが、「簡単に育てられるって聞いたけど枯らしちゃった」と言われているんだと思います。
対策:用土を見直そう
- パキラの水切れサインを見逃さないようにしましょう
腰水管理にすると水やりが楽になりますよ。 - 水捌けがよく、乾燥しやすい用土を使いましょう。
例えば、多肉サボテン用の土に変えてみる。有機質系の土を使っているなら、軽石を2割くらい混ぜるだけでも水はけが変わりますよ。
腰水管理とは、鉢を水を張ったトレイなどに浸けて、下から水を吸わせる方法です。乾燥しやすい用土との相性が良く、水やりの失敗も減らせます。
参考記事
【観葉植物Q&A】💧腰水って何?どんな植物に合うの?すてこけ流“腰水管理”のススメ
「腰水管理のコツ|水を溜めすぎないために!私が守る3つのルール
その2:寒さ
原因:パキラは寒さに弱い
気温が5℃を下回ってくると、葉が茶色くなったり、葉を落とし、枯れてしまう事があります。
見落としがちなのが、窓辺で育てている場合です。
日中は陽が当たってあったかいのですが、夜は窓からの冷気で思っている以上に冷えてしまいます。
対策:5℃以上は欲しい
外で育てている場合は、最低気温が10℃を下回ったら室内に入れるタイミングです。
室内の暖かい場所で、そして夜は窓から離しましょう。
可能であれば、暖房を使って1日を通して15℃以上をキープするのが理想ですが、枯れなければ、春になったら新芽を出してくれます。意外とタフな子なんです。まずは枯らさないことを目標に!
寒いからと言って、暖房の風を直接当てるのはダメですよ。
【10年育てた経験から】すてこけ流・パキラの育て方まとめ!
長年パキラを育てているすてこけの育成方法の紹介です。参考にできる部分があれば参考にしてみて下さい。
置き場所と暑さ寒さ
春〜秋は、室外で直射日光に当ててます。遮光もしてません。なので葉焼けします。
葉っぱは葉焼けしてしまいますが、次に出てくる葉っぱは日焼けしない葉が出るので気にしていません。
最低気温が10℃を下回るようになったら、室内に取り込んで、レース越しの日光が当たる窓辺においてます。そして暖房を使って1日を通して20℃位をキープしています。
水やり
春~秋の外に出している時期は、土の表面が乾いたらたっぷりとあげています。
夏なんかは、朝晩の2回水やりをすることもありますよ。
冬(夏でも室内で管理している場合も)は、腰水で管理しています。
水を少なめにとよく聞きますが、しっかり水をあげている方が元気があるように思います。流石に葉っぱがほとんどない状態だったら少なめがいいかな。
風通し
室内に置いているときは、小型扇風機を使って1日に数時間風を送っています。
肥料
1年を通して月に0~3回、液肥をあげています。
ほんと肥料に関しては適当なんです。気が向いたらあげる感じでやっています。
実生のススメ
実生株は最初から根を自分で育てているため、自然と根張りが良くなります。一方、挿し木株は茎から根を出すため、どうしても根の量が少なく、水やりの失敗に弱くなるのです。
根腐れが原因で枯らしてしまった方は、実生パキラをお勧めします。
種から育てるのもそんなに難しくないんですよ。種から育てたパキラ愛着が湧くこと間違いなしです!
関連記事
Q.「実生チャレンジしてみたいけど、何から始めたらいい?おすすめの植物はありますか?
さいごに
Q:パキラって育てるの難しいの?
A:コツさえ掴めば簡単。取り木より実生株のが簡単。
パキラは水やりのコツさえ掴めば簡単に育てられます。
種からでも育てやすい(むしろこちらの方のが育てやすい)ので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
小さい苗からだんだん大きくなっていく様子は、見ていて楽しいですよ。
ほなまた!
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