買って失敗!種まき用の土、水を吸わなくて大苦戦した話

種まきの土_アイキャッチ 買ってよかった

こんにちは!すてこけです。

園芸コーナーで「種まきの土」と書かれてたら、つい手が伸びちゃいませんか?
私も「これでOKなんだ」と思って、即カゴに入れちゃいました。

ところが、いざ使ってみると水を全然吸ってくれない。
逆に上から水が溢れて大苦戦…。

今回はそんな”買ってちょっと失敗した”種まきの土と、
どうやって対処したのかを私の体験をもとに紹介します。

これから種まきをしてみようと思っている方の参考になれば嬉しいです。

なぜ買ったのか?

その時は初めての実生チャレンジのため、
どんな土がいいのかもわからない状態でした。

ホームセンターで目に入った種まきの土を
手に取り袋に書いてある情報を確認。

「ビギナーでも安心・簡単」の記載を確認
→「これだ!」って感じで購入したんです。

さし芽種まきの土画像

この時は、こんなに種まきに苦労するなんて
全然思ってもみませんでした…。

どこがダメだったのか?

「全然水を吸わない」コレにつきます。
水をかけても水を吸収せず、むしろ水を弾いています。
ただただ土の上に水が溜まっていくだけでした。

水をたっぷりかけたので、
鉢の上から水が溢れてしまって最初からやり直し…。

水が鉢底から出てくるまで、しばらく時間がかかりました。
「ようやく吸ったかー」と確認したところ、
湿っているのは表面だけ。中は乾いたままでした。

何度か『水が底から出るまで待つ』を繰り返しましたが、
それでも中までは湿りませんでした。

水が溜まっている画像
水を全然吸わない
中が湿っていない画像
表面の土をどけてみると、
中は乾いたまま

なんでだろ?
初めてする作業は何かしらトラブルが起こって、
すんなり行かないことが多いなぁ。

って、なかなか終わらない準備に、
種を蒔く前に心が折れかけていました。


後から袋をよく見てみると、「ピートモス」の記載がありました。
ピートモスは一度乾くと水を弾きやすい性質があります。
つまり、販売時に乾燥した状態になっていたことが原因だったのかもしれません。
(土の粒の大きさや繊維質が多いと、こうなりやすいです)

種まきの土 袋

結局どうしたのか?

一旦あきらめて、やり方を変えることにしました。

表面は湿っていたので、
どうせ腰水で発芽管理するんだったら、
「このまま腰水しちゃえ!」って、
底面給水でじわじわ吸わせました。

「底面給水」とは
受け皿やトレーに水をはり、鉢の底から水を吸わせること

自分なりの対処方法

対処方法 その1:あらかじめ湿らせてから使う

別容器で水と混ぜ合わせて水を吸わせてから、鉢に入れるようにしました。
手間ではありますが、一旦水を吸わせてしまえば、水持ちがよく、発芽には最適な用土だと思います。

対処方法 その2:別の用土を使う

本末転倒かもしれませんが、別の用土を使うというのもありです。

播種(種まき)する種にもよりますが、
私は自分でブレンドした土の上に赤玉土(細粒)を
敷いたものを使用したりします。

関連リンク:観葉植物の土|私のブレンドと理由

失敗しないために押さえておきたいポイント

  • 購入前に「成分表示」をチェック(ピートモス・腐葉土が多いと乾きやすい)
  • 一度、水で湿らせてから使うと安心!
  • 自分でブレンドした土を使ってみる

さいごに|使ってみないとわからない

「ビギナーにも安心・簡単」じゃなかったなあ。

いきなり買うんじゃなくって口コミやレビューを
確認してから買うのも一つの手かと思います。
でもやっぱり、自分で実際に使って体験してみるのが一番ですね。

失敗すると凹みますが、それも経験。
同じような経験、みなさんもありませんか?

でも、すんなり行くより話せるネタが出来て良いかもしれませんね。

ほなまた!

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