こんにちは、すてこけです。
「水挿しで発根したけど、鉢上げってどうしたらいい?」、「どれくらい根っこがでたら、鉢上げするの?」という悩みをお持ちの方もいるかと思います。
私が水差しの苗を鉢上げするときのタイミングや、鉢上げ後の管理方法を紹介します。
鉢上げのタイミングとやり方
どれだけ根っこが出たら、鉢に植えるの?
根の長さ:3~5cm程度に伸びる
白い根がしっかりと複数本、3〜5cm以上に伸びていれば、土に植え替える準備ができたサインです。特に、5cm以上に伸びた根が複数あると、土に植え替えた後の活着がスムーズに進みやすいとされています。


根が短すぎると土に植え替えた後に環境に適応できず枯れてしまうリスクが高まります。逆に、根が長すぎても、植え替え時に傷つきやすかったり、土への適応に時間がかかったりすることがあります。
根の量:ある程度まとまって出ている
一本だけでなく、複数本の根がしっかりと分岐して生えている状態が理想です。これにより、土からの水分や養分を効率よく吸収できるようになります。
植え替えする時期:最も適しているのは5月~7月頃
気温が20℃を超える頃からが適期とされています。この時期は多くの観葉植物が生長を活発にするため、植え替えによるストレスからの回復が早く、根が土に活着しやすいです。
気温が安定して暖かくなる時期が理想的です。
鉢上げのやり方
準備するもの
- 水差しした苗
- 鉢(水挿しの苗の大きさに合った鉢)
- 用土
- 土入れ
- 鉢底ネット
- 元肥(マグァンプ)
- 防虫剤(オルトラン)
鉢上げ手順
- 鉢底に「鉢底ネット」を敷きます。
※今回はスリット鉢を利用するので敷きません。 - 鉢に用土を3分の1くらい入れます。
- 元肥(もとごえ)、防虫剤を入れます。
- 鉢の真ん中に苗をセットします。
- 周りに土を入れます(鉢の8〜9割くらい入れる)
- 上から水をたっぷりあげます。鉢底から汚い水が出なくなるまでかけ流します。
今回使った元肥とオルトランはこちら👇
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鉢上げ後の管理方法

置き場所
鉢上げ後は、レースのカーテン越しの光が当たる場所
急激な環境変化によるストレスを和らげてあげます。

水やり
今まで水の中にいた根っこは、土から水を吸収するのに慣れていません。最初のうちは土の表面が乾いたら、たっぷりと与え、少し多めの頻度で水やりをします。
おすすめは腰水管理です。

肥料
鉢上げした直後は、その環境に慣れようとしているところです。肥料をあげると負担になります。
新しい根っこを出すのを待ちましょう。新しく芽が展開してから与え始めるのが安心です。
参考記事 >> 肥料ってたくさんあるけど違いって?|調べてわかった使い分け
注意点
植え替え後葉が黄色くなって枯れることがあります。
これは、環境が変わったことよる可能性が高いです。
観葉植物が、新しい環境に慣れようと頑張っているのでで、何もせず見守ってあげてください。慌てて肥料をあげたり、もう一度植え替えしたりしないでくださいね。
さいごに
☑️5〜10cmの根が複数本出たら、鉢上げのサイン
☑️気温20℃以上が適期
☑️植え替え後の水やりは多目
鉢上げってそんなに難しく考えなくても大丈夫。
観葉植物の方が環境にあわせてくれます。私たちは、ただ環境に慣れるまで待ってあげるだけでいいんです。
皆さんの観葉植物ライフの参考になれば嬉しいです。
ほなまた!
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