アサガオはなぜ朝に咲く?実は“朝日”じゃなかった!?

アサガオはなぜ朝に咲く 観葉植物の雑学・ミニ知識

こんにちは!すてこけです。

誰もが一度は育てたことがあるであろう「アサガオ」。
うちでは娘が小学校の時に持ちかえってきたアサガオの種がこぼれたようで、毎年花を咲かせてくれています。

毎朝花を咲かせて「行って来ます」時の憂鬱を緩和してくれます。

でもなんで、朝に花を咲かせるのでしょうか?
それには、3つの理由があります!!

アサガオが朝に咲く理由:日没後暗くなってから、8〜10時間後に花を咲かせると言う性質があるから

理由①:体内時計があるから!

アサガオには、人間と同じように体内時計(概日リズム)があります。
この時計によって、「今が朝だよ!」と判断して、花を咲かせるタイミングを調整しているんです。

アサガオは、日没(=暗くなったタイミング)をきっかけに、「咲く準備モード」に入ります。

  • 暗くなってから約8〜10時間後になると、
  • 特定の遺伝子が働いて、
  • 「そろそろ咲く時間やな!」と花が開き始めるんです。

つまり、「日没を起点に開花のカウントダウンが始まる」=体内時計が働いてる証拠なんですね。

じゃあ、アサガオを明るい場所で育てたらどうなるの?

実は咲くタイミングがズレたり、咲かなかったりします。
つまり、「夜が来た」と認識できないと、体内時計も働かないんです。

日本の夏では、だいたい**夜8~10時に暗くなる(日没)**ので、
その8〜10時間後=朝4時〜7時に花が開くという自然な流れになるわけです。

だから「朝咲く植物」なんですね🌸

理由②:気温や湿度が花にやさしいから

朝は気温も湿度も穏やかで、
花びらにとって傷みにくい環境

昼間や午後は暑くなって花がしおれやすくなるため、
「朝のうちにパッと咲いて、午前中で閉じる」のがアサガオ流の効率的ライフスタイルです。

☀️理由③:虫や人に見つかりやすい時間だから

朝の時間帯は**虫(花粉を運んでくれる)**が活動を始める時間でもあります。
だからこそ、そのタイミングで花を咲かせれば、効率よく受粉チャンスを狙える!

また、江戸時代の朝顔ブームのように、人間にも朝に咲くことで注目されやすくなります。

昼に萎む原因は、暑さだった。

アサガオの花びらは非常に薄いため、暑いと水分が蒸発しやすく、昼前にはしぼんでしまうことが多いです。そのため、朝に咲いて昼にはしぼむという印象が強いのかもしれません。

さいごに

体内時計を持っているなんでビックリですよね。
「ヨルガオ」も体内時計を持っていて、暗くなってから一定時間がたつとスイッチが入って、咲き始めるんですって。

ということは、アサガオとヨルガオを並べておけば、朝晩お花が見れるようになりますね🌸
「行ってらっしゃい!」、「おかえりなさい!」って挨拶してくれてるみたいでいいかも。

まなまた!

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