買ったばかりの観葉植物、もしかしてコレやってる?初心者さんが知るべき3つのNG行動

買ったばかりやっては いけない行動3選 HowTo・育て方

こんにちは、すてこけです。

観葉植物を買っておうちに迎える瞬間って、本当にワクワクしますよね。
お店でひとめぼれして連れて帰ったお気に入りの子を、すぐにでも飾って愛でたい…!その気持ち、私もよく分かります。

でも、実は「買ってすぐの行動」が、その後の成長に大きく影響するってご存じでしょうか?
しかも、良かれと思ってやったことが逆効果になってしまうケースが、初心者さんほど多いんです。

今回は、私自身もやってしまったことがある「観葉植物を買ってすぐやりがちなNG行動3つ」と、その代わりにやるべき正しいお世話のコツをお伝えします。
この記事を読めば、迎えたばかりの観葉植物が元気に根づき、長く楽しめるはずです。

【NG1】買ったときの土のまま放置する

お迎えしたときの土は、生産者さんやお店の管理環境に合わせて作られていることが多いです。
例えば、水持ちがよく保湿性の高い土や、通気性の悪い土など。

買って来た時の用土
100均で購入したテーブルヤシは、保水性の高い用土で植えられていました。腰水で育てる予定ですので、この用土だと乾きにくく、通気性もよくないので、我が家の環境には合いません。

そのままその土で育てると、自分が育てている環境にあわず、鉢の中が常に湿った状態→根腐れという失敗につながります。

特に初心者さんは「水をあげているのに元気がない」という現象に直面しやすいですが、その原因のひとつがこの土の状態です。

私も最初は「今まで育ってきた土だから大丈夫だろう」と思い、そのまま育ててしまい、数週間後に根腐れさせてしまい、ショックを受けた経験があります。

✅ 対策:まずは自分のお家の環境にあった用土に植え替えましょう。

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【NG2】根っこの状態を確認しない

「植え替えなんて大変そう…」と、買ったときの鉢のまま育てようとする方も多いかもしれませんね。私も最初の頃は、せっかく植わっているのに、わざわざ触らない方がいいだろうと思っていました。

でも実は、根っこは観葉植物の健康状態を知るうえで、最も大切な場所です。

根っこチェックをしないと、以下のような問題を見逃してしまうことがあります。

  • 根腐れの初期症状:購入した時点で、すでに根の一部が傷んでいることがあります。そのまま放置すると、どんどん腐りが広がってしまいます。痛んでいる根を見つけたらカットしましょう。
  • 根の詰まり:鉢の底から根がはみ出している場合、すでに鉢の中が根でパンパンになっているサインです。この状態だと水やりのコントロールが難しく、土の乾きも悪くなってしまいます。
  • 害虫の確認:土の中に隠れた害虫(コバエの幼虫など)がいないかを確認する大切な機会です。

根っこの状態を確認することで、観葉植物の「個性」が見えてきます。根が少なめの子には水やりを控えめに、根が多めの子にはたっぷり与えるなど、その子に合った育て方を見つけるヒントになるんです。

少し手間はかかりますが、最初に根っこの状態をチェックしてあげるだけで、その後の管理がずっと楽になり、植物が元気に育つ確率がぐっと上がりますよ。

✅ 対策:まずは根っこチェック。鉢からそっと抜いて、根が健康な白色か、土の匂いに異臭がないか、虫はついていないか、を確認しましょう。

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【NG3】環境の変化を無視して置く場所を決める

観葉植物にとって、家に来た直後はまるで人間の引っ越し初日。
知らない環境に置かれるだけでもストレスがかかります。

レースのカーテン越しの光が当たる場所画像
レースのカーテン越しの光が当たる場所

そこにいきなり直射日光や強いエアコンの風、寒暖差の激しい場所に置くと、葉焼けやしおれ、落葉などのトラブルが起きやすくなります。
特に葉焼けは一度起こすと元に戻らないため、見た目にもダメージが残ってしまいます。
葉焼け上等で育てていると公言していますが、それは環境に慣れている観葉植物の場合です。

✅ 対策:まずは明るい日陰で慣らし期間を作りましょう。レースカーテン越しの柔らかい光や、空調の風が直接当たらない場所がおすすめです。
1〜2週間かけて徐々に環境に慣らすことで、その後の成長も安定します。

まとめ:焦らず慣らすことが成功の近道

  • ステップ1: 環境に慣らす(数日間そのままの鉢で過ごさせる)
  • ステップ2: 根っこチェック&植え替えをする
  • ステップ3: 水やり&置き場所を調整する

観葉植物を買ってすぐにやってしまう行動の多くは、「早く元気にしてあげたい」「おしゃれに飾りたい」という愛情から生まれています。でも、植物にとってはその愛情がストレスになることもあります。

観葉植物も、買ってすぐは「新しい環境に慣れる時間」が必要です。

根っこをチェックする → 環境に合う土に整える → ゆっくり慣らす
この流れを意識するだけで、観葉植物はぐっと長生きしてくれます。

せっかくお迎えしたお気に入りの子。
焦らず、少しずつ仲良くなっていきましょう。

植物が長く元気でいてくれると、お世話ももっと楽しくなりますよ。

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ほなまた!

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