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天気がいいってだけで、テンション上がるのはわたしだけじゃないはず?
こんにちは、すてこけです。
天気がいい日ってなんだかテンションが上がりませんか?なんかワクワクすると言うか、こんなに天気がいいのに、仕事なんかいきたくないー。出かけたいーって。なりますよね?
観葉植物も同じなんじゃないでしょうか?少なくともわたしはそう思っています。
我が家では、ダイソーのジョイントラックを出窓に置いて観葉植物を並べています。日当たり抜群の出窓は、植物たちの特等席。
…でも、下段だけやたら暗い。
とくに曇りの日や夕方になると、まるで洞窟です。これでは観葉植物たちのテンションは上がりません。
そこで買ったのが、1,000円ちょっとのLEDバーライトでした。
使い始めてしばらく経つのですが、ふと思ったんです。これ、実際どれくらい明るくなってるんやろ?
というわけで、照度計アプリで測ってみました。
買ったのはこれ|ASSEUI LEDバーライト 35cm

- 電球色/昼白色/昼光色の三段階調色
- 無段階調光(明るさを細かく調整できる)
- USB Type-A給電(スマホの充電器でOK)
- 両面テープ&磁石付きで取り付け簡単
- 電気工事いらずで省エネ
- LEDだから熱くなりにくい
値段は1,000円ちょっと。植物育成ライトと比べると、かなりお安いです。
⚠️ これは「植物育成ライト」ではありません。あくまで棚下を照らすための照明です。
注意:給電アダプターは別途必要
USB Type-A仕様なので、使うには別途コンセント(アダプター)が要ります。スマホの充電器やUSBポートがあれば流用できますが、「そのままじゃ電源入らへん!」とならないようご注意を。
実際どれくらい明るくなるのか、測ってみた
まず、どこで測ったかを図にしました。

計測場所①はバーライトが窓側、測定場所が部屋側で、ライトから距離があります。計測場所②はライトも測定場所も部屋側で、ほぼバーライトの真下です。
結果がこちら。
| 測った場所 | 点ける前 | 点けた後(1回目) | 点けた後(2回目) |
|---|---|---|---|
| ②バーライトから約2cm | — | 39,731 lx | 30,368 lx |
| ②バーライトから約10cm | 541/556 lx | 866 lx | 1,497 lx |
| ②バーライトから約17cm | 541/556 lx | 657 lx | 873 lx |
| ①の約17cm(対角・いちばん遠い) | 216/271 lx | 346 lx | 422 lx |
⚠️ 照度は測り直すたびに変わります。雲の流れやスマホを持つ角度が数ミリ違うだけで、値は大きく動きます。絶対値はあてにせず、「点ける前と後の差」として見てください。
わかったこと①:距離がすべてだった
2cmで39,731ルクス。10cmまで離すと866ルクス。
たった8cm離れただけで、約46分の1です。さらに17cmでは657ルクス。
2回目の測定でも同じでした。2cmで30,368ルクス、10cmで1,497ルクス。こちらは約20分の1です。
倍率にはばらつきがありますが、「2cmと10cmで桁が変わる」という傾向は2回とも同じでした。

つまりこのライト、株に近づけないとほとんど効いていません。「棚に付ければ明るくなる」ではなく「近づけてナンボ」でした。
わかったこと②:同じ棚でも、場所で2.5倍違った
ライトを消した状態で、①が216ルクス、②が541ルクス。同じ棚の同じ段なのに2.5倍も違いました。
これはライトとは関係なく、自然光の差です。株の影なのか、出窓の形なのか、はっきりした理由は特定できていません。
ただ言えるのは、「うちの棚は暗い」と一括りにできないということ。場所によってまるで違います。
わかったこと③:色を変えても、明るさは変わらない
電球色・昼白色・昼光色の3パターンを試しましたが、光量に変化はありませんでした。好きな色を選んで大丈夫です。

で、植物は育つのか?
ここからが本題です。866ルクスって、植物にとっては足りているんでしょうか。
農林水産省が出している「屋内緑化マニュアル」に、品種ごとの必要な明るさが載っていました。
| 必要な明るさ(最低) | 品種 |
|---|---|
| 500 lx | ポトス、モンステラ、サンスベリア、テーブルヤシ、アグラオネマ |
| 1,000 lx | ベンジャミンゴム、インドゴム、カポック、アンスリウム |
| 2,000 lx | パキラ、フィカス・ウンベラータ、ガジュマル、クロトン |
| 3,000 lx | アロエ、エアプランツ、オーガスタ |
| 5,000 lx | オリーブ、ハイビスカス |
⚠️ この数字は「その明るさが1日10時間当たった場合」の基準です。短時間だけ点けても、その分しか届きません。
出典:農林水産省「屋内緑化マニュアル 光に配慮した新たな屋内緑化の薦め」(企画・作成/有限会社緑花技研)https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/attach/pdf/f_japanflower-24.pdf
うちの実測と重ねると、こうなります。
- ポトスやモンステラ(500 lx)…10cmまで近づければ、ぎりぎり届く
- パキラやウンベラータ(2,000 lx)…半分も届いていない
- アデニウムのような塊根植物…屋外で5万ルクス以上必要。話にならない
ついでに、本物の植物育成ライトとも比べてみます。同じマニュアルに実測値がありました。
| 10cmの距離での照度 | |
|---|---|
| 育成用10W LED | 15,000 lx |
| 育成用20W LED | 25,000 lx |
| 今回のバーライト | 866 lx |
約17分の1。そもそも同じ土俵に立っていませんでした。
実は私、このライトを使っていて植物への効果を実感したことがありません。なんとなく良さそう、くらいの感覚でした。
数字を見て納得しました。効いていなかったんです。
ちなみに、うちで日当たりの悪い場所をどうしているかは、こちらに書いています。育成ライトを買わずにローテーションでしのいでいる話です。

植物育成ライトとは、そもそも何が違うのか

わたしは実際に育成ライトを使ったことがないので、調べてみました。
明るさが17分の1というのは上で見たとおりです。ただ、違いはそれだけではありませんでした。そもそも作りが別物です。
| 今回のLEDバーライト | 植物育成ライト | |
|---|---|---|
| 明るさ(10cm) | 866 lx | 15,000 lx(10Wの場合) |
| 光の色の設計 | 人の目に見やすい白色 | 赤と青を強めたものが多い |
| 届く範囲 | ほぼ真下だけ | 離しても届くよう配光を設計 |
| タイマー | なし | 内蔵している製品が多い |
| 値段 | 1,000円ちょっと | 3,000〜10,000円くらい |
| 見た目 | 薄くて目立たない | 紫っぽく光るもの・ゴツいものもある |
いちばん大きいのは「光の色」
植物が光合成でよく使うのは、赤い光と青い光です。植物育成ライトは、この2色を強めて作られています。紫っぽく光る製品があるのは、赤と青を混ぜているから。
いっぽうバーライトのような一般照明は、「人の目に見やすいこと」が目的です。白色LEDにも赤や青は含まれているので、まったくの無意味ではありません。でも、植物向けに振ってはいない。そういう製品です。
⚠️ 本当は、ルクスで比べること自体に限界があります。ルクスは「人の目にどう見えるか」の単位で、植物が使える光の量(PPFD)とは一致しません。この記事はスマホのアプリで測れる範囲の話として読んでください。
まとめると、バーライトは「棚を照らす道具」、育成ライトは「植物に光を届ける道具」。名前が似ているだけで、別のものを買っていたわけです。
それでも、買ってよかったところ
植物のためには力不足でしたが、人間にとっては十分役に立っています。
- 植物育成ライトより圧倒的に安い(1,000円ちょっと)
- 磁石でピタッと付くので、設置が簡単
- 色も明るさも調整できる
- 薄くて目立たない
- 夜の防災用ライトにもなりそう
暗くて見えなかった下段の株が、ちゃんと見えるようになりました。水やりのときに株元が見えるのも地味にありがたい。

調べてみて思ったのが、光の波長?光の量(PPFD)?結局どれがいいの?
聞き慣れない言葉が出てきて迷ってしまいました。
わたしと一緒で「よくわからん」って人は、まず一般的なLEDライトで棚を明るくするところから入るのも1つの手です。ただし、それで育つとは思わないこと。育てるための光がほしくなったら、そのときに育成ライトです。

ひとつだけ、はっきり不満なところ|タイマーがない
使っていて、ここだけは不満です。タイマーがありません。
点けるのも消すのも手動。スイッチを押しに行かないと、点きません。
これ、地味に効いてきます。さっきの農水省の基準は「その明るさが1日10時間当たった場合」の話でした。毎日10時間、手で点けて手で消す。続くわけがない。
実際、私も気が向いたときに点けるだけになっています。効果を実感できなかったのは明るさ不足だけの話ではなく、そもそも点いている時間が短すぎたのもあるのかもしれません。
ちなみに、これは解決できます。USB給電なので、アダプターを挿すコンセント側にタイマー付きの電源タップやスマートプラグを噛ませればいいだけ。数百円のコンセントタイマーでも足ります。
…と言いながら、私はまだやっていません。お守りにタイマーを付けるかどうか、悩ましいところです。
こんな人には向かないかも
- 植物を育てる目的で買う人…力不足です。素直に植物育成ライトを買いましょう
- 株から離して設置したい人…10cm離れると急に暗くなります
- 棚全体を明るくしたい人…35cmのバーなので、照らせる範囲は狭いです
- 点け消しを自動にしたい人…タイマーがないので、別売りのコンセントタイマーが要ります
さいごに|専用の育成ライトでなくてもいいの?
この記事の最初に出した問いです。私の答えは「いい」です。
ただし理由は、たぶん想像されているものとは違います。
私はこれを「これで育てる」という使い方をしていません。あくまで補光です。気が向いたときに点けるだけ。
本当に効果があるかは実感できていません。でも、なんとなく徒長してない気がするし、観葉植物に良い気がする。お守りみたいなものです。
買ってよかったかと言われると、正直わからん。こんな使い方やから、なくてもいいのかもしれません。
ただ、「わたし観葉植物しっかり育ててますよ感」があるのは確かです。

「うちの環境で何が育つのか、そもそも分からん」という方は、簡単な質問に答えるだけで向いている品種を教えてくれる診断を試してみてください。うちの場合と比べてみると分かりやすいです。

今度、冬に種を播いたときに、このライトを当てた幼苗と当てていない幼苗で、徒長するかしないかを試してみようと思います。お守りに効き目があるのかどうか、そのときにまた。
みなさんも観葉植物もアゲアゲでいきましょうよ(笑)
ほなまた!
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