BCロングポットでパキプスを1年育てたら、パワータンクが19cmになってました

ロングポットで育ったパキプスのパワータンク 実験・チャレンジ

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こんにちは!すてこけです。

みなさんは覚えてますか? 1年前にロングポットへ植え替えた、あのパキプスを。

掘り出してロングポットの効果を確認したので、結果をシェアしたいと思います🫡

パキプスの根っこは、細い根が横に広がらず、主となる太い根が地中深くまっすぐ下に伸びていく「直根性」という性質を持っています。そのためロングポットで育てるとよく育つ、と言われています。

使ったのは「BC ロングポット中」

使っているのは、バンクスコレクションの「BC ロングポット中」。径11.3cm × 高さ22.4cm、受け皿付きで286円です。

この商品、説明文がなかなか熱いんです。

塊根植物や多肉植物には直根性のものも多く、こういった植物を一般的にホームセンターに売られているプラ鉢で育てるとどうしても根の伸長が抑えられてしまいます。(中略)例えば、ユッカやアガベ、ディオーン等の直根性のもの、あるいは伸長期のサルコカウロン・オペルクリカリア等に適しています。

Amazon商品ページより

オペルクリカリア=パキプスのことです。つまりメーカーさん自身が「パキプスに向いてますよ」と言っている鉢なんですね。

じゃあ実際どうなん? というのが今回の話です。

植え替えから1年経ったパキプスは、どうなったのでしょうか?

結果は——

幹や枝の成長速度はそうでもありませんでしたが、大きなパワータンクが育ってました!

掘り出したパキプス2株のパワータンクを並べて比較した様子
この記事でわかること
  • ロングポットの効果
  • すてこけ流のパキプスの育て方

1年前の植え替えの話はこちら👇️

結果発表|1年でパワータンクはどうなった?

まずは、1年前と比べてみましょう。

親株、子株どちらも、枝数も葉数も増えています。

次は、現在の親株と子株を比べてみましょう。

掘り出す前のパキプス2株。左がロングポット、右が通常ポット
掘り出す前の親株と子株

左がロングポットの親株、右が通常ポットの子株です。地上部分だけ見ると、正直そこまで差はありませんが、通常ポットの子株は、パワータンクがスタートなんです。

植えて1年で、親株と変わらないくらいに枝葉が育っているということは、こちらのほうが成長速度が速かったと言えるかもしれません。

掘り出す前に、鉢底をチェック

現在の鉢底は、こんな感じ。

ロングポットの鉢底の様子
親株の鉢底。根っこが出ています。
通常ポットの鉢底の様子
子株の鉢底。こちらも根っこが出ています。

鉢を触った感じ、どちらも鉢は膨れておらず、ギュッとしてみても出っ張りを感じられませんでした。

望み薄かも??

掘り出してみました

では、いよいよ本題です。

ロングポット(親株)から。元は、メルカリで購入したパワータンクです。

ロングポットで育ったパキプスのパワータンクにメジャーを当てた様子
ロングポットで育ったパキプスのパワータンク

本数は2本、長さは19cm(一番大きいものの長さ)。

ここで思い出してほしいのが、ロングポットの高さは22.4cmだということ。

つまりあと3cmほどで底につくところまで伸びていたわけです。用土の分を考えると、ほぼ限界まで使い切っていたんじゃないでしょうか。

続いて通常ポット(子株)。1年前に親株から収穫したパワータンクです。

通常ポットで育ったパキプスのパワータンクにメジャーを当てた様子
通常ポットで育ったパキプスのパワータンク

本数は5本、長さは11cm(一番大きいものの長さ)。

鉢の違いによる成長の比較表。パワータンクの本数はロングポット2本・通常ポット5本、長さはロングポット19cm・通常ポット11cm(一番大きいパワータンクのサイズ)、地上部分の成長はどちらも差なし

地上部分の成長速度には顕著な差は見られませんでしたが、パワータンクに面白い結果が出ました。

ロングポットは本数が少なかったものの、高さがある分、長く、太く育ちました。反面、通常ポットは、短いですが本数が多かったです。

なんでこうなった?

あくまで私の推測ですが、こういうことじゃないかなと思っています。

通常ポットはすぐに鉢底についてしまった。それ以上は伸ばせないから、別のパワータンクを出すことにした。その結果、数が増えたんじゃないかなと。

逆にロングポットはストレスなく下へ下へと伸ばすことができたので、別のパワータンクを出さなかったんじゃないかな。

お楽しみ|1本収穫しました

せっかく掘り出したので、子株から1本いただきました。一番大きいのは、この子のために残しておいて、2番目に大きいものを収穫しました。

パキプスのパワータンクを切り取っているところ
採取したパキプスのパワータンクにメジャーを当てた様子

切り口はこんな感じ。

切り取ったパワータンクの切り口

アロンアルファで傷口を塞いでから植え付けます。ここから根と芽が出てくれるはず。

採取したパワータンクを植え付けた様子

結論|目的によって鉢を使い分けるのがよさそう

1年育ててわかったこと
  • パワータンクを収穫したいなら → 通常ポット
  • パワータンク自体を育てたいなら → ロングポット

ただ、これはあくまで1年間の成長の記録です。これが2年、3年だと結果が違っていたかもしれません。

引き続き、観察していきます!

鉢を変えるだけでここまで変わるのか、というのが正直な感想です。鉢そのものの選び方は、こちらにまとめています👇

確認後にロングポットへ植え直したパキプスの親株

どうやって育てていたの?

「で、実際どう育てとったん?」という話も書いておきます。かなりざっくりです。

置き場所

  • 春〜秋:屋外で直射日光ガンガンに当てる
  • :室内、南側の出窓(レースのカーテン越しの光が当たる場所)。暖房を入れて、室温が1日中20℃前後をキープしていました

室内では、小型扇風機を朝と晩に数時間まわしています。風を当てておくと、だいぶ違う気がしています。

小型扇風機の話はこちら👇️

水やり

  • 春〜秋:毎日じゃぶじゃぶと
  • :表面が乾いたら、鉢底から水が出るまで。断水はしませんでした

……とは言え、めんどくさいときは数日ほったらかしにしてたこともあります(汗)

葉水は、気が向いたらしていました。

肥料

植え替えのときにマグァンプK(中粒)を用土に混ぜ込んでいます。

あとは、気が向いたときに他の観葉植物へ与えるついでに。頻度は覚えていないんですが、月1回あげるかあげないかくらいだと思います。

そのくらい、ざっくりした管理でも育ってくれました。

Q&A

直射日光ガンガンでは焼けない?

葉焼けはします。でも、私は気にしません。

葉焼けして枯れ落ちても、枯れることなく新芽を出してくれるからです。

いつ頃、外に出すの?

私が目安にしているのは最低気温です。最低気温が15℃を下回らなくなったら、出しています。

今年は4/19に外に出しました。まだ15℃を下回る日もありましたが、我慢できずに出しちゃいました。

逆にいつ頃、中に入れるの?

これも最低気温15℃を目安としています。15℃を下回る日が増えてきたら、取り入れのタイミングです。

私は冬も成長させたいと考えていたので、落葉する前に取り入れました。

室内に取り込む前にすることはある?

パキプスに限らず、虫対策をしています。

  • 取り込む1週間前にオルトランを散布
  • 取り込み当日にベニカスプレーを散布して取り込む

バケツに水を張って、底にドボンと漬けるのも有効な手段です。
やる気や気力があれば、新しい土に植え替えることもあります。

さいごに

ロングポットで1年育ててわかったことは、この2つでした。

  • 地上部分の成長速度は変わらない
  • パワータンクの本数は少ないが、1本が大きく成長する

正直なところ、地上部分の成長もはやくて、大きなパワータンクが何本もできるのでは?と予想していたのですが、見事に外れてしまいました。

けど、りっぱなパワータンクが出来ていたのは、ロングポットの効果だと言えます。これからの成長(地上部分、パワータンクともに)が楽しみです。

植え直しを終えたパキプスたち

パキプスにロングポット、ありだと思います。みなさんもぜひお試しあれ。


ほなまた!

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