暗い玄関でも育つ観葉植物ランキング|4種類を6ヶ月育てて徒長を比べた

検証に使ったパキラ・ポトス・テーブルヤシ・ウンベラータの4種類 実験・チャレンジ

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みなさんは、寝るとき明かりはどうしてますか?豆電球を点けますか?

こんにちは、すてこけです。

わたしは真っ暗にしないと寝れない派です。

はい。また、すてこけがわけわからんこと言い出したと思いましたよね。今回は暗い場所でも育つ観葉植物のお話です。

「玄関に観葉植物を置きたいけど、暗いから置けない」と諦めてる人、いませんか?

あの植物なら置けるかもしれませんよ。

今回、6ヶ月に渡り我が家の暗い玄関で観葉植物を4種類育てる実験を行いました。面白い結果が出たので、みなさんにシェアしますね。

この記事でわかること
  • 暗い部屋でも育つ観葉植物
  • 暗い部屋で育てて徒長しないのか
  • 暗い場所でも腰水管理で育つのか

暗い玄関で育つ観葉植物ランキング【6ヶ月の結果】

さっそく、実験結果をランキング形式で見ていきましょう♪

順位は「6ヶ月のあいだに、実際にどうなったか」で付けています。見たのは3つです。

  • 枯れなかったか
  • 成長したか
  • 徒長しなかったか

徒長というのは、光が足りなくて茎だけがヒョロヒョロ伸びることです。葉っぱの数が増えても、徒長していたら「うまくいった」とは言えません。ここがこの実験のキモでした。

第4位|パキラ

暗い玄関に置く前のパキラ。葉が5枚でコンパクトな樹形
2026年4月5日(開始時)
暗い玄関で6ヶ月育てたパキラ。茎が間延びして樹形が乱れている
2026年10月3日(6ヶ月後)
光の方向に葉が向き、節と節の間が間延びしたパキラ
節と節のあいだが間延びして、葉がすべて光の方向を向いている

わたしの想像より、徒長してしまいました。

株が小さかったというのもありますが、ヒョロヒョロで、葉っぱがすべて光の方向にむいて、樹形が乱れてしまっています。

おもしろいのが、葉っぱの数だけ見ると4種類のなかで一番増えていることです。5枚から11枚になりました。

数字だけ見たら優勝です。でも実物は、間延びした枝に葉っぱがまばらに付いているだけ。数が増えた=うまくいった、ではありません。暗い場所で育てても樹形が乱れないこともポイントです。

ちなみに9月には表土に白いカビが生えました。これは取り除いてから、10月の最終日まで再発していません。

第3位|ポトス

暗い玄関に置く前のポトス。葉は9枚
2026年4月5日(開始時)
暗い玄関で6ヶ月育てたポトス。葉は14枚に増えたが色合いが薄い
2026年10月3日(6ヶ月後)

葉っぱが枯れることなく、次々と新芽を出してくれました。9枚から14枚に増えています。

ただ、色合いが悪く、なんだか元気が無さそうに見えます。そして徒長もしていました。

でも「枯れない」と「きれいに育つ」は別でした。

●豆知識
ポトスは「暗い場所に強い植物」と言われていますが、種類によって耐陰性が異なります。

たとえば、「ゴールデンポトス」は葉緑素が多く、暗い場所でも徒長しないように思われがちですが、成長する力(ちから)が強く、ぐんぐんの成長するため、逆に徒長しやすいんです。

「パーフェクトグリーン」は、「室内で長く美しく楽しめるように」と、元から「節間が詰まり、成長速度が比較的ゆっくりになる」ように品種改良(遺伝子の固定)がされているので、徒長しにくいです。

我が家で育てているのは、「ポトス・エンジョイ」です。ちょうどゴールデンポトスとパーフェクトグリーンと中間くらいの徒長のしやすさです。

第2位|テーブルヤシ

暗い玄関に置く前のテーブルヤシ。葉は5枚
2026年4月5日(開始時)
暗い玄関で6ヶ月育てたテーブルヤシ。葉は3枚に減ったが徒長していない
2026年10月3日(6ヶ月後)

観察中に葉っぱが2枚枯れ、新芽は展開しませんでした。5枚が3枚になっています。

もともとテーブルヤシは成長が遅いので(観察している4つの中では1番遅い)、想定内の範囲です。

それが功を奏して徒長がほとんどみられません。悪く言うと、成長がみられなかった、ということです。

6ヶ月前の写真と並べても、ほとんど同じ姿のまま。「変わらない」が、この子にとっては良い結果でした。

第1位|ウンベラータ

暗い玄関に置く前のフィカス・ウンベラータ。葉は5枚
2026年4月5日(開始時)
暗い玄関で6ヶ月育てたウンベラータ。徒長せずに葉が7枚に増えた
2026年10月3日(6ヶ月後)
暗い玄関でも展開したウンベラータの新芽と、間延びしていない節
暗い玄関でも展開した新芽。節は間延びしていない

観察中に2枚、葉っぱが枯れました。下葉が1枚ずつ落ちた形で、新陳代謝の範囲だと思っています。

新芽を展開しているものの、徒長しておらず、ゆっくりとではあるが、成長しています。葉数は5枚から7枚になりました。

成長しつつ、徒長しない。暗い玄関でも成長を観れる!ということで、ウンベラータさんが1位となりました。

正直に言うと、ウンベラータは真っ先に崩れると思っていました。葉っぱが大きいぶん、光が足りなかったら一番に音を上げるじゃないかと。完全にハズレでした。

4種類の結果をまとめると

順位植物葉数(4月→10月)徒長枯れ
1位ウンベラータ5枚 → 7枚なし2枚(下葉)
2位テーブルヤシ5枚 → 3枚ほぼなし2枚
3位ポトス9枚 → 14枚ありなし
4位パキラ5枚 → 11枚あり(樹形も乱れた)なし
葉数が増えた順と、順位が逆になっているのがポイントです

表を見てもらうと分かりますが、葉数が増えた順と、順位がほぼ逆になっています。

光が足りない場所では、増えた分だけ間延びしてしまう。数字だけ追いかけると見落とすところでした。

どんな場所で、どうやって育てたのか

「で、その玄関ってどんだけ暗いん?」というところが、いちばん大事だと思うので、先に出しておきます。

場所と明るさ|日中で100〜160lx

日中100〜160ルクスの暗い玄関に並べた観葉植物4種類
実験をした玄関。日中でだいたい100〜160lx

照度計アプリ「Light Meter」で、6ヶ月のあいだ測り続けました。植物を置いている高さで測っています。

時間帯実測した明るさ
朝(8〜10時)82〜162 lx
日中(10〜15時)98〜162 lx(晴れた真昼の最高で259 lx)
夕方(日の入り前)7〜27 lx
雨の日14〜43 lx
2026年4月〜10月に測った実測値。天気と時間でこれだけ動きます

ざっくり言うと、日中でだいたい100〜160lx。晴れた日の真昼に一度だけ259lxが出ましたが、ふだんはそこまで届きません。

測ってみて自分でも驚いたのが、同じ日の中で37倍も動いたことです。10月3日は、朝8時が87lx、昼12時が259lx、日の入り直前の17時43分が7lxでした。

だから1回測っただけで判断しないでください。暗いときに測ったら、どこの家でも「真っ暗」になりますし、窓があれば天気によっても左右されます。

もし自分の家で測るなら、晴れた日の昼(12〜15時ごろ)に、植物を置く高さで測ってみてください。その数字が100lxを超えているなら、我が家と同じくらいです。

期間|2026年4月〜10月の6ヶ月

2026年4月4日にスタートして、10月3日に最終記録をとりました。

「おいおい、成長期だけなん?」そう思った人、いますよね。

そのとおりです。今回は春から秋までの記録です。冬については、照度は測っていませんが、それなりに暗いすてこけの実家で育てた記録がありますので、そっちを参考にしてみてください。

【結論公開】冬に腰水管理は大丈夫?寒い玄関で3ヶ月パキラとウンベラータを育てた結果
冬は水やりを控えるべきと言われる観葉植物ですが、腰水管理でも冬越しできるのでしょうか?玄関でパキラとウンベラータを3ヶ月間育てて検証しました。水の吸い上げ量についても面白い結果が出ました!

水やり|腰水管理

4種類とも腰水管理です。受け皿に水を張って、鉢底から吸わせる方法ですね。

「暗い場所で腰水なんかしたら根腐れするんちゃうん?」と思われそうですが、6ヶ月やって根腐れで枯れた株はゼロでした。

ただし、カビが生えることがありますので、その点はご注意を!

肥料|元肥だけ。追肥はしない

鉢に植えたときに元肥として入れたマグァンプK(中粒)のみです。6ヶ月経っているので、たぶん切れています。

追肥をしなかったのには理由があります。光量が足りないところで肥料をあげると、徒長する可能性が高まるからです。

暗い場所に置くなら、肥料は控えめ。これは覚えておいて損はないと思います。

風通し|サーキュレーターなし

サーキュレーターは使っていません。人の出入りのときに空気が動く程度です。

風通しはあったほうがいいです。
腰水管理しているとどうしても株元が蒸れます。根腐れの可能性もありますし、カビが生えることもあります。可能であればサーキュレーターや小型扇風機で風を送ってあげましょう!

今回は使っていませんが、我が家では小型扇風機を使っています👇️

測ったもの|明るさと葉の数

記録したのは、照度(Light Meterアプリ)と葉の数、それから写真です。

最初は樹高も測っていたのですが、途中でやめました。テーブルヤシは新芽が出ていないと「どこからどこまで」の基準がなくなってしまって、測るたびに違う場所を測っている気がしたからです。

そのかわりに、開始した日と終わった日の写真を並べることにしました。そのほうが正直です。

6ヶ月で、どれだけ変わったか

2026年4月5日と、2026年10月3日。同じ場所、同じ角度で撮った写真です。

検証に使ったパキラ・ポトス・テーブルヤシ・ウンベラータの4種類
2026年4月5日。ここから6ヶ月が始まりました
6ヶ月の検証を終えた時点の玄関の観葉植物
2026年10月3日。4種類とも生きています

途中で起きたことも、記録に残っている分だけ並べておきます。

時期植物何があったか
4月テーブルヤシ葉が1枚枯れた
5月ウンベラータ葉が1枚枯れた
8月テーブルヤシ葉が1枚枯れた
9月パキラ表土に白いカビ。徒長が目立ちはじめる
10月パキラカビはその後出ていない
10月テーブルヤシ成長が遅く、3枚のまま

正直に言うと、始める前はもっと徒長すると予想していました。4種類ともヒョロヒョロになって、「やっぱり暗いとこはあかんかった」という記事になると思っていたんです。

その予想は、外れてしまいました。

すてこけなら、玄関にこれを置く

ランキングはランキング、わたしの推しは別です。

実際に置きたい植物は人それぞれだと思うので、順位は参考にしてもらえたらうれしいです。そのうえで「じゃあ、すてこけならどれを置くの?」という話をさせてください。

わたしが選ぶのはテーブルヤシです。

あれ、1位の「ウンベラータ」じゃないの?と思いましたよね。

テーブルヤシはもともと、直射日光が当たるような日当たりの良い場所ではなく、間接的に光が当たるような、他の植物の影になるような、少し暗い場所が好きな植物なんです。

つまりもともと耐陰性が強いということ。ということは、暗い場所でも、樹形が乱れにくく、長い期間育てられるってことです。

ランキングは「6ヶ月でどうなったか」の結果です。この先ずっと玄関に置きっぱなしにするなら、話が変わってきます。

ということで、わたしが玄関で育てるなら「テーブルヤシ」です。

番外編|モンステラとオーガスタ、オリヅルランも候補

モンステラ、オーガスタもテーブルヤシと同じように耐陰性が強いので、こちらも候補になりえますよ。

ただモンステラは、暴れ出す可能性があるので、玄関ならオーガスタ、オリヅルランの方がいいかもしれません。

とはいえ、ずっと暗いままはかわいそう

基本的に観葉植物は明るい場所を好みます。

ローテーションしてあげると長い間楽しむことができますよ。

日当たりが悪い場所に観葉植物を置きたい!ローテーションで解決する方法
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さいごに|案外、育てられるやん

6ヶ月の実験で分かったことを3つにまとめます。

6ヶ月で分かったこと
  • 暗い玄関であっても、観葉植物を選べば育てられる
  • 腰水管理でも大丈夫。根腐れで枯れた株はなかった
  • 光量が足りないと、温度があっても成長は鈍い

6か月育ててみて、「案外、育てられるやん」が正直な感想です。

実際にやってみないとわからないもんですね。

みなさんの玄関の照度も、測ってみてください。わたしと同じくらいの明るさであれば、暗くて置けないと思っていたところに観葉植物が置けるかもしれませんよ。

もっと暗い部屋で育てているよという方、情報共有してくれると嬉しいです。

「私の家はもっと暗くて、育てられなかった」という人は、フェイクグリーンという手もありますよ。

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